今年こそ「投資」を始めよう

フマキラーは冬場の投資がお得

殺虫剤大手のフマキラー(東証2部・証券コード4998)は冬場の投資がお得です。ビール株などと並ぶ代表的なシーズンストック銘柄だからです。株式投資には昔から「麦わら帽子は冬に買え」という有名な格言があります。殺虫剤も需要のピークは夏場であり、株価もその季節に高値を付ける傾向があります。
フマキラーの2015年の高値は6月17日の804円。その前の2014年の高値は9月2日の490円です。これに対し、年度の終値は2015年は499円(12月30日終値)、2014年が367円(同)と、かなり下落しています。
この株価の習性からいえば、格言に当てはめて「フマキラーは冬に買え」という投資法が確実に利益をあげられ、お得といえます。
また、フマキラーは利回りの面からも注目できます。配当金は2016年3月期が1株8円の予想。2015年の終値で計算した配当利回りは1.6%と低金利の今、悪い数字ではありません。さらにフマキラーは株主優待も実施しており、1,000株以上の保有で、3,000円分の自社商品が贈呈されます。配当金と優待品の合計収入は年間11,000円で、単元株の投資額は499,000円、総合利回りは2.2%に跳ねあがります。
さて、フマキラーの業績の見通しですが、動物忌避装置やエアゾール用容器キャップなど複数の特許を取得しており、業績にも反映されそうです。夏場にはデング熱などの懸念から蚊用殺虫剤の特需も予想されます。さらに大株主でもあるエステーとの共同商品開発も展開する予定で、材料も豊富、業績も強含みとなるでしょう。
NISA(少額投資非課税制度)範囲内の半分以下で買え、2.2%の利回りを確保できるフマキラーは今が絶好のお得な買い場といえそうです。